ブログ開設1周年

on the street

あれ、もしや…? と思ってブログを見返したら、ちょうど今日3月10日で、ブログを始めて丸1年でした。3月10日と言えば、弘前市議会選挙に向けて土手町に開設した事務所開きの日でもある。あれから1年経ったのですな… 本当時の流れは速い。 毎日のようにブログを更新するツワモノさんもいるが、私の場合は本能に忠実といえば聞こえはいいが、風の吹くまま、気の向くままスタイルでの更新で超マイペース。更新を楽しみにしている人には本当申し訳ない。2年目からはもう少し筆の回転を上げようと思う。

さて、現在、弘前市議会令和2年第1回定例会の真っ最中である。 先週行われた一般質問で今年4月に開館する施設について質問をした。実は今年の4月、弘前は近年にない観光施設のオープンラッシュを迎える。 コロナウイルス騒動の行方がどんどん読めなくなる中での質問であったが、先が見えない、読めない不安な状況だからこそ、様々な想定をして「今できること」、「備えをしておくこと」を念頭に一刻も早い収束を願っての質問であった。

令和2年4月、旧弘前偕行社、弘前市民中央広場、弘前れんが倉庫美術館、堀越城跡と、4つの施設が、リニューアルも含め立て続けにオープンする。まず4月1日に平成25年から7年にわたる保存修理工事を終了し、旧弘前偕行社がリニューアルオープン。旧弘前偕行社は陸軍第八師団の社交場で、洋風建築の父・堀江佐吉の最後の作品。その瀟洒な洋館は、建物の公開のほか、レセプション、結婚披露宴会場、レンタルオフィス やワークスペースなどとして貸出しを行うことになっており、すでにシンポジウムやコンサート、レセプションパーティーなどの開催が予定されている。 同じく4月1日には弘前市民中央広場もリニューアルオープン。前川國男氏が弘前市立博物館と同じ庭園技術で設計した従来の広場に、屋外ステージ等を配置する芝生を加えた「憩いの広場」と、63メートルの長ベンチが石畳の広場を囲む「賑わいの広場」で構成し、重要文化財旧第五十九銀行本店本館の前庭的に整備。オープン後は、各種行事や催し物会場として貸し出しするほか、誰もが利用できる賑わい創出の空間として開放する。4月11日には弘前れんが倉庫美術館が開館。当市としては初めての本格的な美術館の開館であり、国内外で活躍するアーティストによる作品展示のほか、市民が気軽に足を運び、会話を楽しむ場として、また、様々な芸術活動を実践する場として活用できる市民活動・交流スペースも完備、開館前日の10日には、内覧会を開催し、開館記念展覧会の第一弾となる春夏プログラム 「Thank You Memory-醸造から創造へ-」の内覧を行うほか、会場を旧弘前偕行社に移して、オープニングレセプションを開催し、美術館の開館を祝うこととしている。そして、4月17日には、弘前城へ拠点を移す1611(慶長16)年までの17年間、津軽氏の居城であった「堀越城」の整備がついに完了、全面公開される。

4施設がオープンすると弘前さくらまつり、りんご花まつりが開催される。本格的な観光シーズンを迎える弘前にとっては近年にない絶好のチャンスなのである。

しかし、

未だコロナウイルス騒動の行方が見えない。 安倍晋三首相は今日、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた全国的なスポーツや文化イベントの実施自粛要請について、今後おおむね10日間の延長を求めると表明。やはり現時点では終息が見通せないのだろう。近くスポーツ団体や文化団体に中止や延期の期間延長を求めるらしい。

昨夜も仲間たちのイベントの中止の知らせが届いた。みな苦渋の決断を迫られての選択。経済も悲鳴を上げはじめている。自営業の仲間とも連絡を取り合っているが、みな不安と闘っている。家庭内では子供たちも親御さんたちも不便な生活を強いられている。本当一刻も早い収束を願うばかりだ。

Tomorrow Never Knows の文字が頭をよぎる。

今はやれることをやるしかない。

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